いつまでも若々しい美肌を保ちたい。これはすべての女性の望みだと言えるのではないでしょうか。

しかし、年齢を重ねるにつれホルモンバランスも変化して、美肌をキープしたい思いとは裏腹に、お肌の機能は老化していきます。

そのため、お肌に関する基本的な知識を持ち、自分の肌年齢や状態にあわせたスキンケアをしていくことが大切です。

美肌のためのスキンケア基礎知識:肌の構造や働き

外部の刺激から体を守り肌のうるおいを保つ「表皮」

人間の肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」と大きく3つの層に分かれています。

一番上の層が「表皮」と呼ばれ、外部の刺激から体を守ったり、肌のうるおいを保つ役割を担っています。

また、表皮はさらに上から「角質層(かくしつそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」という4つの層で構成されています。

中でも最も外側の「角質層」は肌を守るバリアの役割をしていますが、間違った方法でスキンケアを行ったりすると、この角質層を傷めてしまい、敏感肌や乾燥肌などのトラブルを引き起こしてしまいます。

角質層は肌を守るバリアの役割があるので、とても大切。間違ったスキンケアで傷めないようにしましょう。

肌のうるおいに大きく関わるセラミド

また、表皮には体内の水分が蒸発するのを防ぎ、肌のうるおいを保つ役割もありますが、そこに大きく関わっているのが角質層にある「セラミド」という物質です。

セラミドには水と結合して蒸発を防ぐ働きがありますが、要するに、セラミドが豊富な肌は、うるおいのある美肌といえるのです。

ですから、セラミドが配合された化粧水や美容液を使うことは、うるおいのある美肌を作るためには有効な手段です。

一方、洗浄力の強すぎるクレンジングなどを使い過ぎると、肌にあるセラミドまで落としてしまう恐れがあるので注意したほうがよいでしょう。

肌の弾力やハリを保つのは「真皮」の役割

表皮の下にある「真皮」には、コラーゲンという線維が網状にはりめぐらされており、そのところどころをエラスチンという線維が支えています。

さらに、そのまわりをヒアルロン酸などがスポンジのように水分を含み埋め尽くすことで、肌の弾力やハリを保っています。

また、このコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出すのが「線維芽細胞」で、若々しい美肌を作るのに大きな関わりがあるといわれています。

線維芽細胞の働きが活発であれば、弾力やハリのある美肌をキープできるのですが、40代に入ると線維芽細胞の数も減り働きも衰え、コラーゲンやエラスチンが新しく作られる量が減ってしまいます。

そのため最近は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸に働きかける線維芽細胞や成長因子(グロースファクター)に着目したエイジングケア化粧品が多く開発されています。

中でも「幹細胞エキス」を使ったものなどは、テレビで紹介されたこともあり人気を集めています。

美肌づくりのためのスキンケア方法

美肌への道は1日にしてならず。日々のスキンケア習慣が大事。

肌のしくみや働きを理解して、自分にあったスキンケアを行うことができるようになれば、おのずと肌の調子もよくなります。

しかし、美肌への道は1日にしてならず。いくら効果的なスキンケアの方法でも、しっかりと毎日の習慣にしていかなければ意味がありません。

美肌をつくるスキンケアは、日々の積み重ねがとても重要。アイテムを選ぶときも、自分が続けていけるかどうかを重視して選ぶようにしましょう。

クレンジングで肌への負担をかけないように注意する

クレンジングの目的は、水での洗顔では落ちないメイクや日焼け止めを落とすことです。

なぜ水では落ちないかというと、メイクや日焼け止めは水をはじく油性だからですが、そのためクレンジングにはメイクや日焼け止めを浮かす油分や界面活性剤が配合されています。

「オイルタイプのクレンジングがメイクが落ちやすい」というのを、よく聞くと思いますが、それはメイクを浮かす油分が多かったり強めの界面活性剤が入っているからです。そのためオイルタイプのクレンジングは肌に負担をかけやすいともいわれています。

一方、「ミルクタイプのクレンジングは肌に優しい」との評判を集めていますが、そのぶんメイクの落ちが悪かったりもしますし、落ちが悪いと肌をゴシゴシこすって傷めてしまう原因にもなりかねません。

ですので、クレンジングで肌に負担をかけないためには、その日のメイクの濃さによってクレンジングを変えることが最善の対策という意見もあります。

また、肌への負担も少なく、メイクの落ちも良い、バランスのとれたクレンジングとして最近人気を集めているのが、クリームタイプやバームタイプのクレンジングです。

オルビス オフクリーム

たとえば、クリームタイプのクレンジングだと「オルビスオフクリーム」がメイク汚れの落ちも良く、かつ、うるおいも残してくれると人気を集めています。

デュオ
ザ クレンジングバーム

また、「デュオ ザ クレンジングバーム」はバームタイプのクレンジングの中では断トツの人気を誇り、アットコスメや大手女性誌のランキングなどでも高評価を集めています。

美肌づくりに欠かせないのが「保湿」

若いうちは肌の水分量も多く弾力やハリもあるのですが、年齢を重ねるにつれ水分量も減りカサカサな肌になりがちです。

そのため、うるおいのある美肌をキープするためには保湿がしっかりとできるスキンケアを行う必要があります。

たとえば、保湿成分が含まれた化粧水や美容液を使うのも、ひとつの方法。

代表的な保湿成分としては、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、天然保湿因子(NMF)などがあげられますが、こういった成分についての理解を深めておくことも美肌づくりに役立ちます。

最近話題の「美肌菌」「菌活コスメ」について

最近、「美肌菌」や「菌活コスメ」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。

一般的に「美肌菌」とは、肌の常在菌(生まれながらに肌の上に棲みついている菌)の中の「表皮ブドウ球菌」のことを指します。

また、資生堂の研究によれば、この表皮ブドウ球菌の割合が高いほど肌の水分量は高いということがわかっています。

そのため、ここ数年で肌の常在菌に関する研究が進み、今ではさまざまなメーカーが皮膚常在菌のバランスに着目した製品を開発販売しています。

ドルチボーレ
エセナ リペアローション

たとえば、Dolci Bolle(ドルチボーレ)というブランドの「エセナ リペアローション」には、皮膚常在菌のバランスを整えるための表皮ブドウ球菌を育むヒト由来乳酸菌の「エンテロコッカスフェカリス」が配合されていますが、最近はこういった「乳酸菌が配合されたスキンケア製品」もトレンドとなっています。

乳酸菌が配合された人気のスキンケア製品

ヤクルト
ラクトデュウ S.E. ローション

カルピス
ラクティナモイストローション

ロクイチ化粧水(61化粧水)

乳酸菌が配合されたスキンケア製品は、最近とても人気がありますが、選ぶときのポイントは乳酸菌以外の配合成分もしっかりとチェックするということが、ひとつあげられます。

たとえば、先ほど紹介した「ドルチボーレ エセナ リペアローション」には乳酸菌のほかに、セラミドやNMF(天然保湿因子)、ヒアルロン酸などの保湿成分がバランスよく配合されていますので、こういった製品を選ぶようにすれば美肌づくりに役立ちます。

ドルチボーレ
エセナ リペアローション

線維芽細胞や成長因子(グロースファクター)に着目した幹細胞コスメも人気

冒頭でも少し申し上げましたが、最近はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸に働きかける線維芽細胞や成長因子(グロースファクター)に着目した幹細胞コスメも人気です。

化粧品に配合される幹細胞エキスには、いくつか種類がありますが中でも良い効果が期待できるとされるのが「ヒト幹細胞エキス」です。

DEAGAIA(ディアガイア)
ナイトリペアエッセンス

たとえば、ディアガイア「ナイトリペアエッセンス」は数ある幹細胞コスメの中でも人気を集めている商品のひとつですが、「落とす」「補う」というこれまでのスキンケアに、「肌本来の持つ力を再生させる」という概念を加えてみるのも、美肌の実現に役立つ発想でしょう。

ちなみにディアガイアの「ナイトリペアエッセンス」は高級エステサロンにも導入されているので、その効果のほどはうかがえるのではないでしょうか。

詳細は以下の記事にもまとめてありますので、気になる方はぜひご覧になってみてください。